結核性子宮頸炎の漢方治療法:
一、气血瘀滞型
1、気を理し血を活発にする治療法とします。方は活血緩衝湯を用います(『実用男女病性病臨床手帳』)。
2、処方:丹参15グラム、当归10グラム、桂枝6グラム、元胡10グラム、香附10グラム、枳殼12グラム、五灵脂12グラム、地黃虫10グラム、红花10グラム、皂刺10グラム、亀板15グラム、炙甲15グラム、夏枯草15グラム。
3、腫瘍がある場合、三棱10グラム、義術10グラムを加えて瘀血を消し破ります;小腹の痛みが明らかな場合、忍冬花10グラム、魚腥草10グラムを加えて毒を解き虫を殺します。
二、气血两亏型
1、気を補い血を養う治療法とします。方は人参養気湯を用います(『和剤局方』)。
2、処方:白芍90グラム、当归、陈皮、黄耆、人参、白朮桂、心炙、甘草各30グラム、熟地、五味子、茯苓各225グラム、遠志15グラム、生姜3枚、大枣2枚。
3、月経量が少ない場合、鸡血藤30グラム、丹参20グラムを加えて血を養い月経を調節します。
三、陰虚内熱型
1、陰を潤し熱を冷め治療法とします。方は黄耆甲散を用います(『衛生宝鑑』)。
2、処方:黄耆15グラム、甲鱼15グラム、天冬10グラム、地骨皮10グラム、秦艽10グラム、人参10グラム、半夏10グラム、茯苓10グラム、紫苑10グラム、知母15グラム、生地10グラム、白芍10グラム、桑白皮10グラム、肉桂6グラム、桔梗10グラム、柴胡6グラム、甘草6グラム。盗汗が明らかな場合、五味子10グラム、浮小麦30グラムを加えて陰を潤し汗を収めます;月経量が多く、出血が止まらない場合、旱蓮草15グラム、茜草根15グラムを加えて血を冷め止血します。
四、陰陽俱虚型
1、陰陽両補を治療法とします。方は左帰湯を化裁します(『現代漢西医婦科学』)。
2、処方:生地および熟地各15グラム、枸杞子15グラム、山藥15グラム、山椒肉12グラム、鹿角膠(溶かし込む)10グラム、亀板膠(溶かし込む)10グラム、トウキ20グラム、杜仲20グラム、淮牛膝15グラム、附子10グラム、肉桂6グラム、生牡蠣(先に下ろす)30グラム。